機能が単純な [[ProviderFactory]] の実装クラスである。

タイル用のプロバイダに関しては次の制限がある。

  • 生成されるすべての [[TileProvider]] インスタンスは、 [[StandardTileProvider]] インスタンスに限定される。
  • スタイルにソースが複数存在する場合でも、[[StandardTileProvider]] インスタンスの生成には同じオプションしか使用されない。
  • [[StandardTileProvider]] インスタンスが生成されるソースは、スタイルの url プロパティの値が http:// または https:// で始まり / で終わ るものに限られる。
  • この url プロパティの値が [[StandardTileProvider.constructor]] の prefix パラメータとして使用される。

スプライト用のプロバイダに関しては次の制限がある。

  • 生成されるすべての [[SpriteProvider]] インスタンスは、 [[StandardSpriteProvider]] インスタンスに限定される。
  • [[StandardSpriteProvider]] インスタンスが生成されるスプライトは、スタイルの sprite プロパティの値が http:// または https:// で始まるものに限られる。
  • この sprite プロパティの値が [[StandardSpriteProvider.constructor]] の prefix パラメータとして使用される。
  • ただし sprite プロパティが存在しない場合、スプライト用のプロバイダ は生成しない。

Hierarchy (view full)

Constructors

Properties

StandardSpriteProvider 生成オプション

_sprite_url_regex: RegExp = ...

対象とする URL のパターン (スプライト)

StandardTileProvider 生成オプション

_tile_url_regex: RegExp = ...

対象とする URL のパターン (タイル)

Methods

  • スプライト指定に対応するプロバイダを生成する。

    location パラメータにはスタイルの sprite プロパティに記述された文字列が設定されて呼び出される。

    ただし、スタイルに sprite プロパティが存在しない場合、location パラメータが省略されて呼び出される。

    実装は location を参照し、適切な [[SpriteProvider]] インスタンスを 返さなければならない。ただしそのようなプロバイダを判断できない、または 生成できないときは null を返してもよい。

    Parameters

    • Optional location: string

      スタイルに記述されたスプライト指定

    Returns null | SpriteProvider

  • ベクトルタイルのデータソース情報に対応するプロバイダを生成する。

    source_id パラメータは sources オブジェクトのプロパティ名に対応する。

    json_source パラメータは vector オブジェクトの形式に従っている。

    json_source.type の値は常に "vector" であるが、その他のプロ パティはオプションである。

    実装はこれらのパラメータの情報を参照し、適切な [[TileProvider]] インスタンスを返さなければならない。ただしそのようなプロバイダ を判断できない、または生成できないときは null を返してもよい。

    Parameters

    • _source_id: string

      スタイルに記述されたソース ID

    • json_source: OJson

      スタイルに記述されたソース情報

    Returns null | TileProvider