Interface RequestResult<T>

非同期データ要求で返されるオブジェクトの型

[[promise]] プロパティは通常の Promise と同じように利用できる。

[[canceller]] プロパティの関数を呼び出すことにより、要求を取り消す ことができる。

Remarks

[[promise]] の状態が変化するタイミングと then 関数などに与えたコール バックが呼び出されるタイミングにはタイムラグがあるので、利用者は [[canceller]] を呼出した後に、履行のコールバック (onFulfilled) が呼び 出されたり、拒否コールバック (onRejected) が呼び出されない可能性を 考慮しなければならない。

interface RequestResult<T> {
    canceller: RequestCanceller;
    promise: Promise<T>;
}

Type Parameters

  • T

    データ要求で返されるデータの型

Properties

Properties

canceller: RequestCanceller

フレームワークが要求を取り消すときに呼び出す関数である。

取り消す方法がないときは、取り消す処理を行わなくてもよい。

ただし [[promise]] が履行状態でも拒否状態でもないときは、 拒否状態にしなければならない。

この関数を呼出している間の this は未定義である。

promise: Promise<T>

要求されたデータを受け取るための Promise インスタンスである。

要求したデータが取得できたとき T 型の値で履行状態になり、デー タの取得に失敗したとき拒否状態になる。

[[canceller]] プロパティの関数が呼び出されたとき、その時点で履 行状態でも拒否状態でもないとき、拒否状態になる。