ベクトル地図のスタイル全体を管理する。

[[create]] メソッドにより StyleManager インスタンスを生成すること ができる。

以下は、すべてのレイヤータイプで共通に使用できるプロパティである。

  • id
  • type
  • source
  • source-layer
  • filter
  • minzoom
  • maxzoom

ただし現在のところ、スタイルに指定できるレイヤーの typesymbol のみで、それ以外を type に設定しても、そのレイヤーは無視される。

symbol レイヤー専用のプロパティで使用できるものは以下のものに限られ、 それ以外のプロパティは設定しても無視される。

  • layout.text-field
  • layout.text-size
  • layout.text-font
  • layout.text-anchor
  • layout.text-offset
  • paint.text-color
  • paint.text-opacity
  • paint.text-halo-color
  • paint.text-halo-width
  • layout.icon-image
  • layout.icon-size
  • layout.icon-anchor
  • layout.icon-offset
  • paint.icon-color
  • paint.icon-opacity
  • paint.icon-halo-color
  • paint.icon-halo-width

layout.text-field プロパティは文字列のみを指定することができ、 formatted 型の値を指定することはできない。

See

[[Viewer.setVectileManager]]

Feature State

  • 保有する [[FeatureState]] インスタンスをすべて削除する。

    削除された [[FeatureState]] インスタンスは無効となり、どのよう な操作も行えなくなる。

    Returns void

  • 指定 ID の [[FeatureState]] インスタンスを確保する。

    フィーチャ ID が fid であるフィーチャのための [[FeatureState]] インスタンスを確保する。

    具体的には、インスタンスがすでに存在すれば取得して、存在しなけ れば生成して返す。

    Parameters

    • fid: number

    Returns FeatureState

  • 指定 ID の [[FeatureState]] インスタンスを取得する。

    フィーチャ ID が fid であるフィーチャのための [[FeatureState]] インスタンスを取得する。

    インスタンスが存在しなければ undefined を返す。

    Parameters

    • fid: number

    Returns undefined | FeatureState

Image

  • 画像を追加する。

    src_image を元にした画像を this に追加する。

    追加した画像の ID は id となる。

    Parameters

    Returns void

    Throws

    Error すでに id の画像が this に存在するとき。

  • すべての画像の ID を取得する。

    this が持つすべての画像の ID に対する、反復可能な反復子オブジェクトを返す。

    Returns IterableIterator<string>

    画像 ID の反復可能な反復子オブジェクト

  • 画像の有無を確認する。

    ID が id である画像が this に存在するかどうかを確認する。

    Parameters

    • id: string

      画像の ID

    Returns boolean

    存在するとき true, それ以外のとき false

  • 画像を削除する。

    ID が id である画像を this から削除する。

    id の画像が this に存在しないときは何も行わない。

    Parameters

    • id: string

      画像の ID

    Returns void

    Remarks

    画像を this から削除した後に、[[addImage]] により ID が id である別の画像を this に追加することができる。

Other

_DEFAULT_MAX_TILES_REQUESTED: 50 = 50

[[_max_tiles_requested]] の既定値

_feature_states: Map<number, FeatureState>
_layers: Map<string, StyleLayer>
_max_tiles_requested: number

同時にリクエストできる最大の mvt タイル数

_num_tiles_requested: number

現在リクエスト中の mvt タイル数

_sources: Map<string, Source>
_traverser_manager: TraverserManager
_viewer: Viewer
  • インスタンスを生成する。

    生成された [[StyleManager]] インスタンスは viewer にのみ設定 することができる。

    例外のスローは Promise の拒否を通して通知される。

    Parameters

    • viewer: Viewer

      設定することが可能な [[Viewer]] インスタンス

    • json_style: OJson

      JSON 形式のスタイルデータ

    • provider_factory: ProviderFactory

      プロバイダを生成するためのオブジェクト

    Returns RequestResult<StyleManager>

    リクエスト結果

    Throws

    Error

    • あるレイヤーの source プロパティに対するソース情報が存在し なかったとき

    • あるレイヤーの source プロパティに対するソース情報からプロ バイダを生成することができなかった

    • 何れかのソースに対するメタ情報を取得することができなかったとき

    • スプライトのリソースを取得することができなかったとき

    • レイヤーモジュールの初期化に失敗したとき

    Throws

    SyntaxError

    json_style の構造がスタイルのスキーマに適合しないとき。

    See

    [[Viewer.setVectileManager]]

  • json_layers の各レイヤーデータを解析して [[StyleLayer]] イン スタンスを生成し、this._layers に追加する。

    Parameters

    • json_layers: Iterable<OJson>

    Returns void

  • src_info_list の各ソース情報を解析して Source インスタンス を生成し、 this._sources に追加する。

    tile_meta_dict はソース名からメタ情報を取得するための辞書である。

    Parameters

    • src_info_list: Iterable<[string, SourceInfo]>
    • tile_meta_dict: TileMetaDict

    Returns void

  • get viewer(): Viewer
  • this が設定されている [[Viewer]] インスタンスを取得する。

    this がどの [[Viewer]] インスタンスにも設定されていないときは null を得る。

    Returns Viewer

    See

    [[Viewer.setVectileManager]]

Style Layer

  • レイヤー ID からレイヤーを取得する。

    レイヤー ID が id と一致するレイヤーが存在すればインスタンス を返す。

    そのようなレイヤーが存在しない場合は undefined を返す。

    Parameters

    • id: string

      レイヤーの ID

    Returns undefined | StyleLayer